びゃんびゃん麺
今日はようやく春らしくなってきました。満月の頃と重なって、調子のよい院長です。昨日はとても風の冷たい日でした。湿気を含んだ寒さは、体の芯を冷やします。30年前、京都工繊近くの友達の寮に泊まりに行った時のこと。その頃、有名になり始めた天天有などラーメン屋のはしごをして、10時頃帰ったら、寮母さんが寝てしまっていて、お客様用の布団が無い部屋に泊まることになりました。コタツ布団はあるのですが、ダルマストーブの配管の穴から隙間風が入ってあまりにも寒くて寝ていられません。押し入れの中に入って寝たのですが、多分眠れたのは3時間くらい。夜中から歯がガタガタいって、朝を迎えるという極寒を体験したのです。(友は普段通り寝ていましたが。)あれ以来、京都の冬は寒いという認識が頭から離れません。
もちろん、20歳くらいで若かったので、そのくらいでは死にません。探検部の合宿でもかなり無茶をしていました。山の上で夕方から夜中にかけて行われる永遠の飲み会。気絶しても、叩き起こして、また飲ませる。酔いつぶれた者を収納する通称ゲロテンと言われるテントの匂い、今でも思い出されます。朝起きると髪の毛がゲロで凍っていたという経験もしました。その頭と顔を洗うのに、山の小川の水の冷たいこと。俺はこんなとこで何をやってるんだと悲しい気持ちにもなりましたが、昭和のド根性を育てる基盤にもなっていたと思います。今となってはいい思い出ですが、よくあれで死人が出なかったな。
写真は、最近食べた中国のラーメン、びゃんびゃんめん。辛めのほうとうみたいなきし麵みたいなやつね。餃子とマトン串焼き(スゲー匂いするけど)も美味しかった。
さて、新型コロナによる緊急事態宣言が今日で終わりました。と言っても、2月位からはもう皆さん、三々五々に出かけておられて、これといった人手の変化はなかったように思います。しかし、梅田の人混みに、インバウンドと言われる外国の人たちがいないのは気になります。数年前から増えたインバウンドの最大の理由、マスコミはあまり伝えていないのですが、「日本の文化に興味があるから」ではなく、本当の理由は「日本は物価が安いから、自分たちがお金持ちになった気分になれるから」です。日本では、僕が大学生だった30年前と今と、ほとんど物の値段が変わってないです。ラーメンは500円~750円くらいですよね。高いところでも1000円。卵は今も昔もだいたい一パック200円くらいでしょう。アメリカだったら、ひとつ50円くらいなので、一ケース500~600円くらいで売られています。そんな高い卵買えないよね。ラーメンは一杯2000円らしい。だから、海外の富裕層は日本に来たら、もっと富裕層的な感覚が味わえると思って大挙してやってくるのです。
バブルの時代の少し前、日本人も同じことを感じて、アジアの国々に遊びに行ってましたね。いつの頃からか、物価が逆転してしまったのです。日本は先進国の中で一番貧乏と言われる国になってしまったというニュースをみて、この停滞が実は悪いことなんだと気付かされました。100均の存在は実は悪なんだ(-_-;) いや、日本国内だけを考えていたら、とても暮らしやすいので、それでもいいですけどね。個人的には、新幹線と飛行機の値段が現行の半分であれば、もっと皆、動き廻るだろうと思う。政府はGOTOなんて、旅行会社が儲かる仕組みを辞めて、運賃を半額にするキャンペーンをすべきだ。もちろん、全ての飲食店、ホテルの宿泊代もキックバックしてやればいい。
さて、季節は魚座に入ってきました。12星座の最後。他の星座には無い、許しの力を秘めた星座だと思っています。(ただ、それが自分自身に向くと、自分に甘い人になってしまうけど)他人の考えを聞いて、まあそれもありかと、言ってくれる許容力を備えた人が多いのではないでしょうか。個人的には蟹座の僕は、魚座の人とは結構、馬が合います。血液型が同じ人のような感覚になれる星座ですね。実はすぐ下の弟が先日誕生日を迎えて、そんなことを思い出しました。さて、明日から3月です。壊れまくっていた機械や環境もだいたい整ってきたのではないでしょうか。
昨日、うちにやってきたTOSHIBAのサイクロン掃除機が、あまりにも美しいので宣伝しておきます。スティック型ではない、コードレスで、吸引力も強くかつ連続使用時間も60分ということなし。左右どちらにも反転できるので、両利きの人にもいいし、ひっかかりも少なそうです。TOSHIBA掃除機の気に入っている点は、ヘッドが光るので、暗いところの掃除でもゴミが見えるということね。この機能は、割れたガラスを吸ったりするときにも重宝するよ。ルンバとセットで活躍を期待します。
さて、今日の歌。細野晴臣のYMO解散後の作品を。僕はこの頃、これが時代のトレンドだと思って聞きまくってました。(しかもレコードで)
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