復活の日
世の中は3連休ですね。この二年、連休にかこつけて人波の抑制を行ってきた政府ですが、そろそろ抑えが効かなくなっているように思います。難波、梅田、西宮北口、三宮、人の集まるところには、多くの人でごった返しています。抑制、抑制と言っても、そろそろ限界ですよね。
オミクロン株は、デルタに比べて弱毒化しているのが分かって、恐怖心も薄らいでいます。まだまだ新規感染者は日々5万人程度いるので、リバウンドが怖いなと思うのですが、明日で蔓延防止策が撤廃されますね。日本人は、マンボウなど無くても、自分たちで抑制するときはすると認められたのかもしれないですね。
しかし報道によると、「デルタミクロン」株というのが、すでに出てきており、これがもし、オミクロン株に代わって流行り出すならば、緊急事態宣言も出されるかもしれないです。でも、もう一回緊急事態が今年に出されたら、夜しかやってない飲食店は潰れますね。
僕だったら、二年前の時点で、夜から昼に開店している店にコンバートすると思うのですが、美味しい料理を出すレストランなどの人気店は、昼間にやっているところは半分も無いですね。閉店が20時や21時では、一回転しかしないので、儲けはどんなに頑張っても以前の半分しか行かないのではないでしょうか。
さて、昨日はなんと25年ぶりに、僕のネーベン達と会食してきました! 医者の世界では、オーベン、ネーベンという呼び方があって、オーベンは先輩、ネーベンは後輩を意味します。研修医が1年経って、少しできるようになって、そこで次の学年が入ってくる。一年分の知識をパッションを持って直接教えた人達なので、この繋がりは、ものすごく強いです。クラブの一個上の先輩、後輩の関係に似ているけどもっと強い関係。医者は社会人になって一年間、家に帰る時間も寝る時間も、ほとんど自由にならない状態で研修するので(研修医の残業時間は平均でも月に100時間は超えているし、僕たちの時代は無休、無給)だいたい月に350時間働いて、15万円の給料(手取り12,3万円だったような)。時給は400円くらいだったと思います。良く働く先生ならば、年間2000時間の残業なんてこともあり、それが無休で行われていた時代です。
いや、ブラックですね。そこで培われる徒弟制度は、生涯逆らうことのできない関係を築きます。でも、医者の縦社会では、このシステムが必要なんですよね。先輩を立てることで、全てが上手くいくのですから。
医局の指令には必ず従う。田舎に赴任指令が下れば、ロケット発射台に乗ったとか言われてました。僕も松山で2年間いましたからね。住めば都ですが、当時大阪にはたくさんあった「三和銀行」が、愛媛には一行も無くて、クレジットカードの引き落としが残高不足になったこともありました。
まあ、そんな昔話はおいといて、昨日会った面子。僕が50歳、安田先生も50歳、原先生は49歳。みんなあんまり老けてなかったです。18時開始で、21時閉店だったのですが、あっという間に時間が過ぎて、25年間(四半世紀)に起こった自分達の人生の大事件について、いろいろと報告をし合いました。人生は波瀾万丈。楽しい会でした。ちなみに使ったお店が良かったので紹介をしておきます。難波のキャナルテラスという場所(FM大阪の川を挟んで北側)「燈火」さんでした。最後にサプライズのケーキまで出てきて、大興奮でした。
なんで最近、昔の人に会いたくなるのか考察。コロナでリモートが叫ばれて、人と会えなくなることが現実に起こると認識された。ちょっと前までは、いつでも会えるでしょと、ほっておいたことが、それで20年以上もほったらかしになっていたのだけど、もしかしたら、それが最後の機会なのかもしれないと思うようになったかな。そこに、僕が50歳になって、年齢的にも、もうあと1/3くらいしか残ってないというリアルな気分が加わって、会える人には会えるうちに会っておこうとなっているのかな。
春霞の芦屋川
そうだ、今朝、夙川の山手にある「PLANTSPLANTS」閉店のお知らせが来ました。半額セールになってたので、午後に出かけて、いままでお世話になった恩返しという気持ちで、鉢とか苗とかたくさん買いました。こんないい店が無くなるなんて本当に悲しい。復活の日を待つ。
コードギアス復活のルルーシュ by 家入レオ 撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!