芦屋市長選挙
昨日、今日は湿度の低い、とても爽やかな1日でしたね。朝晩は少し冷えるのですが、このくらい寒さが無ければ、もう、すぐに暑くなってしまって。。また去年のような灼熱地獄が待っていると思うと、怖くなります(@_@)
若い時は、「夏が好き!」と言い切れるくらい夏が良かったのですが(スイカが美味しいですしね)、最近は、ちょっと口が裂けても、それは言えないという過酷な季節になってきてます。今年は、できるだけ暑くならないようにお願いします~。
さて、若いと言えば、芦屋の市長選挙が、今日行われました! 市長選挙って、普通は2,3人で争われて、だいたい現職の方が勝つじゃないですか。今年は、もともと3人出てたのです。それは、現市長が決まった4年前のその日から、次の候補の方は用意していたということです。そして、現職の「いとうまい」さん>大塚のぶおさん>中島かおりさんという、3人の強い候補者で激戦になると誰もが考えていた矢先、26歳の若手の刺客が現れました。「高島りょうすけ」さん、灘校→東大→ハーバード卒という経歴の持ち主ですが、なんとぶっちぎりの当選でした。
でも、皆さん、よく考えてください。高校生が東大に行って、22歳で卒業。ハーバード卒業して、25,6歳でしょう。なんで、市長になれるの? というか、人生経験なさすぎでない?
これには、彼の陣営に選挙のプロがいたからと考えます。市長選挙という、ほとんど盛り上がりの無い選挙に、さざ波を立てると、みんなの目がそちらに向く。強い候補が居ないところで、立候補すれば勝てる。ようは、史上最年少の市長誕生を実現したかっただけではないでしょうか。
市長選挙の1ヶ月前くらいから、執拗に新聞広告にチラシを入れてくるあたりも、資金力の豊富さを感じましたが、それ以上に、選挙のプロだなと思う部分がありました。他の3候補が結託して、彼の台頭を押さえることができないくらい仲が悪かったというのもあるでしょうね。
でも、僕は彼に期待しています。芦屋のイメージがだんだんと落ちてきているのは、阪神間に住んでいる方ならば、なんとなく感じていることでしょう。きっと、税収が悪化しているからだと思います。「ふるさと納税」が大きな原因ではないでしょうか。芦屋で米は取れませんが、芦屋ブランドの返礼品をもっと魅力的にして、まずは少しでも全国からの納税を勝ち取ることが大事ですね。
また、ここが最大の焦点ですが、自分の住んでいる市町村に納税をしても、返礼品が貰えないというシステムを変えるべきです。何かしら、お礼が貰えたら、自分の住んでいる街に納税をする方は増えるでしょう。あと、芦屋の街に魅力的なお店が少なくなっている現状。これは、開店資金の補助などを、市がやるべきです。芦屋の街は、さくらまつり、ジャズフェスティバル、芦屋バルを見ても、とても魅力的な街です。こんな良い街が寂れていくのは耐えられません。駅の南側の再開発を一旦白紙にして、図書館を作るというアイデアに惹かれた市民は多かったでしょう。「マンションなんか作っても意味ないよ」、そんな声が、彼の当選を後押ししたに違いありません。本当に良い街を作っていただければ、自然に人口は増えてきます。なんせ、芦屋の小学校から私立中学に行く子供の比率は日本有数でしょうから。そして芦屋の給食も日本一なんでしょう。塾に行かなくても、優秀な生徒を育てられる環境って、そうはないと思うんですよね。
市長職は、いろいろと大変だと思いますが、年齢だけで無く、実力のあるところがマスコミに報道されて、芦屋ブランドがさらに高まっていくことになればいいなと思います。応援してます!
芦屋の市長は、史上最年少