添乗員さんからの電話
いよいよツアーが迫ってきました。富士山に行くというのに、自分で計画したものでないので、ぜんぜん用意する気なくて、今朝までno準備で前日を迎えました。さすがにザックは決めていたのですが、携行品を詰めてみて本当に入るのか、いやいやながらやってみました。午前中に詰め終わって、並べてみたのがこの写真。ダブルザックで前後にもしくは左右に掛けるかなと考えていたのです。なんでこんなことするかというと、二日間山小屋に泊まるので、荷物置いて、山頂には軽装で行けるから。
午後二時頃にようやく添乗員さんから電話があり、いろいろと質問をしてみました。まず、「明日行けますか?」「はい、出発は確定しました」「雨は降りますか?「降るかもしれませんが、雲の上から御来光は見えるかもしれません」「参加者は何人ですか?」「24人です」など。そして最後に「ダブルザックなんですが、大丈夫ですか?」「いえ、それは危険なので、当社では認めていません」
なんだと!それでは、僕の算段が粟と消えるではないか。「小さい方のザックを大きい方に詰めて登るのは?」「それは可能です」うう、この容量では、詰めるよりは付ける方がいいかも。なので、タンデムしてみました。(背中にもともとついているストラップを使って、持ち運び用の荷物を留める)
そこで、気づいたことが。僕の今回のザック、Jack wolfskinの2008年モデルだけど、無茶苦茶に高機能なんだ。いろんなとこに引き出しがあって、あんな工夫、こんな工夫してある。日本製ではないのに、ガラパゴス化したザック。例えば、遭難した時のために、内側が目立つ黄色になっていて、ヘリから発見してもらいやすくなってるんだよ。(この頃を境に、またシンプル化とスタイリッシュ化が進んで、今のモデルは低機能です。)高機能だったら、人でも物でも付き合っていくうちにだんだんと気にいってくるよね。このザックは、たぶん当たりです。ああ、雨の富士山で汚したくない… でも10年眠らしておいたから、もう使わないとね。(眠れる森の姫状態)
そんなこんなで、また夕方になって、ベランダから今日も美しい良い夕焼け。月が、雲の隙間に挟まって、龍の目に見えるかな(左から右むきの顔。龍よりも蛇か。見えた人はラッキー)
さて、今日はタンデムという言葉が出てきたので、それにまつわる歌で「ハルカリ」の「タンデム」でもと思ったのですが、ラップは夜にはふさわしくない。基本的にこのブログは夜に執筆しているので、ロマンチックな曲がいいんだ。
そこで、昨日の細野さんについで、そろそろ渋さが出てきた田島貴男さんの最近の「ラヴァーマン」をどうぞ。このアルバムのジャケットが、バイクのタンデム乗りだった。めちゃ格好いい。ラヴァーマン(53歳でも、まだ恰好いいな。でも、プライマルの頃と比べたら、おじさん化するよね。みんなそうなんやったら、僕もできるだけ頑張るしかないな。)ゴメン今日は長くなった。では富士山に行ってくるので、しばらくお休み。