展覧会と僕
僕は展覧会が苦手だ。気に入った絵だけをゆっくりと眺めるのは好きだけど、多くの絵が並んでいて、矢継ぎ早にどんどんと見ていかないといけない状況は、気に入らない。でも、どこに好きな絵が出てくるかわからないから、それを見つけるためにはある程度の我慢は必要なんだけどね。
好きじゃないとは言うが,ミーハーなので、今年は荒木飛呂彦展とドラえもん展は天保山まで行った。あと、鳥獣戯画展は中之島香雪美術館で見た。最近は、梅田阪急の「アルプスの少女ハイジ」展は行きそびれたが、次週の世界の少数民族の写真を撮影しているヨシダナギさんの展覧会には、是非行ってみたい。
HEROES ヨシダナギ
今日は西宮の大谷美術館にて開催中の「ボローニャ国際絵本原画展」に行ってきました。(庭が綺麗)ここ数年は、毎年行っているので流行りの絵本の動向はなんとなく分かる。実は数年前までは、抽象的な絵が多くて、全然面白くなかった。でも最近は、西宮のマスコット、「みやたん」作者のたかいよしかず氏や、「つまんないつまんない」などで爆発的人気のヨシタケシンスケ氏たちが、絵本と漫画の垣根を崩してくれたせいで、全体的に漫画チックな軽いタッチの絵本が世界的に増えて、理解しやすくなった。
芸術って、見てある程度理解できて、さらに背景を説明してもらったら、だいたい理解できるくらいが良くて、見ただけでほとんど理解できないのは、僕は嫌いです。
わかりやすく伝えるのが、僕のモットー(文化人としては浅いのだろうが)。
僕は絵は描かない。実は、小学校の時は学校推薦を受けたり、油絵を習っていたりしたのだけど、プロはレベルが違う。小学校6年の時に、塾の同期だったS君が、黒板にチョークで描いたおっさんの絵をみて、それを感じた。(残念ながら彼は若くして、骨肉腫で亡くなった)
それよりは、きっと文筆業のほうが性に合っていると思って、この仕事(ブログを含め)を続けている。ビートたけしさんは、結構たくさん本を出しているけど、多忙だから、きっと、インタビュアーが聞き取りで文章にしていくんだろうなと思う。アイデアが豊富にある人って、考えを述べている間に、なんとなく作品になっていくからね。僕も、パソコンに打ち込み出したり、ノートにペンを走らせている間に、毎日の内容が勝手に展開していくからね。
今日は、自慢みたいになったけど、たまにはこういうのもいいでしょ。
最後に一番、気に入った本を紹介します。 はかれないものをはかる 工藤あゆみ
今日の歌は、NHK「みんなのうた」で、明日から流されるMTVです。みんなのうた8月 絵本の国に来たみたいでしょ。
でも、しばらくすると見れなくなってしまうみたいなので、この女性歌手の真骨頂が体験できる曲もつけておきます。ボクラノカタチ byロザリーナ 応援するぞ、目指せ紅白!