さよなら夏の日
僕にとって夏の終わりとは、屋外プールの最終営業日を意味する。今年は今日がその日だった。時間的、地理的制約から、今日はランからスイムの練習。芦屋川駅から朝日ヶ丘に登って、そのあと甲南高校前からプールまで下る。
開森橋からヨドコウ迎賓館(フランクロイド・ライト設計、写真左側)の右側にある坂は、通称「ライト坂」と呼ばれている。ここ、車でもきついのだけど、走って登るって、ほとんど足が上がらない。 写真で見ると、それほどでもないのだけど、実際にはもっと傾斜を感じる。スキー場の傾斜に近い。
もう一枚の写真は、開森橋から見た「城山」の写真。昔はこの頂上にお城があったので、そういう名で呼ばれている。いまも、城の堀跡があるけど、NHKのアンテナのほうが目立つ。結構上まで、家が建ってます。
さて、プールにつくとあまりにも汗だくで、監視員が苦笑いするほどだった。やっぱり走るの苦手だな。まあ、プールに入れば濡れてどうでもよくなるので、その意味では、この順番は良いかも。最終日だから一杯かなと思っていたら、ほとんど人がいなかった。やっぱり、すこし肌寒いもんね。
今日の目的は、来週の本番で泳ぐときにラッシュガードを着るか脱ぐかの判断をしにきたの。前半500mは着て、後半500mは脱いで泳いだ。脱いだら、やっぱり早いよ。でも、当日寒かったら、体温保全のために着るべきなんだよな。ほんと、天候によるけど、台風とか、波浪警報とかやめてほしい。今年は仕事以外では、何回もやられているからな。(僕の天気の子パワーは、昔から仕事時のみ発動するのです)
そうそう、お日様がいない時に、水中にいるとキラキラは見えない。プールは単なる巨大な水の塊。僕はその中に閉じ込められた黒豆。青色の和菓子のゼリーをイメージしてね。新しい中内眼科クリニックの封筒、少し変えたんだけど、実は水中のキラキラをイメージして選んだのが、蟹座の星座の形。それを使って遊んでます。
家に帰ってきて、裏庭掃除してたら、ニイニイゼミとクワガタのメスが落ちていた。夏の終わりだもんな。昆虫は外骨格が丈夫だから、放置してても腐らない。結構きれいだったので、写真載せておきます。 お内裏様とお雛様かな。
今日の歌は、山下達郎さん。さよなら夏の日
この歌の歌詞には、僕の好きなプールと虹が出てきて最高だよ。最後に想い出を少し。20年前、松山に赴任した時に、山下達郎コンサートがあった。都会だとプレミアムチケットで取れないけど、当日行ってみたら、たまたまチケット余っている男の人と出会って入れた。山下さんは、その当時本当に絶頂期だったようで、自分の声の良さと大きさを自慢して、アカペラで(本当にマイク無しで)ホール全体に届く声で「高気圧ガール」を歌った。人間、自慢すべき時は自慢するべきなんだなと思った。僕は少なからず影響を受けたな。