僕はもともと運動音痴で、球技はできないタイプなので、運動神経が良い人には憧れがある。バレーやバスケットボールはＤ判定、走るのはＣ判定。サッカー、野球はＢ判定、水泳と柔道だけＡ判定。水泳は４歳の時に大阪庄内のイトマンスイミングスクールに母親が放り込んでくれたおかげだ。お母さんありがとう。小さい時の手習いは、人生を決める道具になると思う。そんな僕にとって、今日は発表会のような日だ。第１０回芦屋アクアスロン大会、スイム５００ｍ＋ラン５ｋｍ（一般Ａ）
　今朝の芦屋は晴天で、台風の影響は微塵も感じさせない秋の夏日だった。朝８時１５分にエントリーを済ませ、開会式には、いとうまい芦屋新市長の姿もあった。
　レースが始まる前に、水温のチェックをしに海辺へ行った。遠くに見える白いブイまでが２５０ｍで、そこをターンして浜に戻ってくると５００ｍ。
　１０時に入水チェックなので、列に並ぶ。砂が焼けるように熱い。スポーツ好きな人が多いんだろう、みんなごついので、僕なんか虫けらのようですが、今回は練習もしてきたので、あまり緊張はしなかった。（今日は院長の水着姿があり、目の毒ですが、ご勘弁を）肩にナンバーがマジックで書かれています。囚人ナンバー４６１。
１０時３０分スタート！　水が濁っている海水面でのスイムで一番困るのは、自分がどこに向かって泳いでいるのか全く分からなくなるということ。だから、頭を上げて泳ぐようなクロールが必要なんだけど、しんどすぎるので、僕は５回クロール、２回平泳ぎ戦法で攻める。
　それでも蛇行してしまうので、やや多めに泳ぐことになり、タイムロスする。今日は好戦的な女性スイマーに３回くらい引っ張られたが、それもクラウディドスイミングの醍醐味。
　泳ぎ終わって、砂浜を走って、着替え場所に移動。上半身裸で走ると違反なので、ゼッケンつきの上着を着る。靴下履く時間なくて、裸足で靴履いてラン。
　今日は、前の人を追いかけることができるくらい体力が残っていた。体しぼって本当に良かった。ちらっと腕時計みたら１０時４５分。スイムは１５分弱。ランは５ｋｍで３０分くらいか。
　そう思って走り出すが、やはり走るの苦手。途中で一人抜くけど、前との差は縮まらない。逆に女性含め、数人に抜かれる。２．５ｋｍの折り返しで、１１時。ここからがきつい！　
　観客はいないけど、みんなの応援を心に（眼科受付スタッフの皆さま、応援メッセージありがとうございました）ラストスパートで二人抜いてゴール！写真の撮影時間では１１時１５分だったので、計算通りだった。

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