間違えられたって平気
秋になってきました。天秤の季節が終わります。マラソン・競歩が北海道に行ってしまったり、皇室パレードが延期になってしまったり、ラグビーで日本が負けてしまったり、ソフトバンクが2連勝したり、台風がまた二つ来ていたり、どっちに転ぶか分からない状況で、でも平和(順当)なほうに落ち着くのが、この天秤の季節です。
もうすぐ蠍の季節に入ります。また、少し世間が荒れ始めますよ。
さて、今日は「間違えられているシリーズ」を三つお届けします。
一つ目は、秋の花粉症の目玉とされているブタクサです。ただし、皆さんが良く目にしている黄色い花は、セイタカアワダチソウで、あれは虫媒花なのです。写真の真ん中に、虫がいるでしょう。風媒花が花粉症を起こすので、この草は無害です。逆にブタクサは、ほとんど目にすることがないので、ブタクサアレルギーって、本当に起こっているのでしょうか。植物学者と医師が共同で調査をしてほしいところです。
二つ目は、ヌルデ。この植物も、ウルシとよく間違えられています。葉っぱに、独特の奇妙なでこぼこがあるのと、葉っぱと葉っぱの間に水かきのようなひれのようなちいさい葉があるので、なんとなく気持ちが悪い草です。ウルシ科ではあるのですが、触ったくらいでは、まずかぶれません。無害です。なんと、昔はお歯黒の色をつけるための材料として使われていたそうです。びっくりですね。
三つ目は、ジョロウグモ。これ、名前がジョウログモ(じょうろ)と間違って覚えている人が多いと思うのですが、メスの腹が赤い腰巻をしているように見えるから、昔の女郎にちなんでつけられた名前です。大きいやつは、かなり怖いですが、たかが蜘蛛ですから、噛まれない限りは無害です。(真ん中にいます、閲覧注意)
それと番外編。こないだマコモダケというドコモダケみたいな名前の植物が届いたので、ネットで調べて調理してみました。ただ単に、オリーブオイルで焼いただけですが。メンマみたいな味で、とっても美味しいです。見かけが変ですが、皆さんも見つけたら、是非トライしてみてください。
さて、今日もグランフロントから西に沈む夕陽を眺めてきました。周りからもきれい~の声が上がっていました。
今日僕が皆さんに贈りたい曲はこれ。いまからの空気が澄んだ季節に、ぴったしの美しい曲。
プロポーズ by KAN