おひとりさま
今日は今年初めての演劇鑑賞に行ってきました。「魔法使いの嫁」の大阪公演です。ブリーゼブリーゼであったのですが、新型コロナ対策は万全で、スタッフはみな白手袋にマウスガード、席は一つ飛ばしで広々、マスク着用が義務付けられて、場内換気がされており、2時間くらい座っていたら上着を着ていても寒くなるほどでした。
内容は素晴らしく、原作に忠実に再現されており、プロの人って、本当に声がいいなとか、スタイルがいいなとか思いました。あの狭い劇場であれだけの場面が展開できるというのが驚きでしたΣ(・□・;)あと、エロ爺的な目線ですが、主人公の「チセ」は、女子高生の設定なので、スカートが若干短い。膝上丈です。それでも、絶対に見せないように立ち回らないといけないので、低めのソファーに座るのに始まり、気を失って転ぶシーンとか、魔法使いエリアスに抱きかかえられるシーンとか、無茶苦茶気を使っているのが分かって、あらすじよりも、おじさん的にはそちらが記憶に残りました。
僕は家内と行ったのですが、驚いたことに観客のほとんどが「おひとりさま」でした。最近は年に一回くらいしか演劇に行かないので、感覚がずれているのかもしれませんが、昔は夫婦で来ている人が多いイメージだったのですが、原作がマンガというせいもあったのでしょうか、8割くらいが、女性ひとりのようでした。コミケなどに近い感覚かな。
個人的には、「コタローは一人暮らし」の演劇版を見たいです。真面目にやってくれるなら、吉本新喜劇にかけてもいいですね。涙腺崩壊間違いない。
最近、ソロキャンプとか一人呑みとか流行ってますね。僕は、とてもとても寂しがりやなので、一人で行けるとこは限られてます。映画とかカレー屋とかですね。
カツカレーは僕の大好物!
だから、一人で寿司屋に行ったこともないし、バーに行ったこともない。定食屋が限界、喫茶店はちょっとしんどい。先輩に連れられて対面で焼いてくれるステーキ屋さんに連れて行ってもらったことあるんだけど、シェフに見られながら食べるって、しんどすぎる。緊張してパクパク食べて、大食いやな~って言われた。味わってる暇ないよね。忖度した感想言わないといけないしね。
人生で一回だけ、満足したことがあるのは、京都「なかひがし」さん。この店に関しては、食べるというより、食べさせてもらっているという感覚が強い。対面形式は、そういう店=店主が圧倒的存在感、もしくは雲の上の人でないと僕は落ち着かないですね。(叶うなら周富徳に睨まれながら、中華を食べてみたかった)
昔、周富徳がアンデスのチチカカ湖のほとりに住んでいる原住民に、自分の中華を食べさせたら、どんなに美味しいと驚くだろうと、ガチで料理を作る番組を見たんだけど、原住民の感想。「まずい、ふだん食べている魚の蒸し焼きのほうがおいしい」と言われ、マジ切れして、「こいつら、発展途上国すぎて、味が全く分かってない!」「バカだ!」とTVに向かって吠えてました。昭和のTVのほうが面白かったですね。
今はYoutube、探したらどんな内容でも出てきますね。面白いを超えて、知りすぎるのも面白くないかも。全知全能って、意外とつまらないかもね。ドキドキすること少ないもんね。「人間は、ドキドキするために生きている」と言っても過言ではない。これ、僕の銘言ね。
今日の歌:ベタな歌だからこそ、ファーストテイクで聞いてほしい ひとりbyゴスペラーズ