今年最後の満月
冬の朝は本当に朝日が神々しい。今津運河を照らす朝日が黄金色に西宮の街を染め出す。12月22日の冬至が一番日照時間が短い日だが、日の出の時刻は年明け1月7日が一番遅くなるらしい。今日の芦屋の日の出は6:54ということだから、一番遅い日の出は7時を回っているということだ。これなら寝ぼすけの僕でも、お正月休みには一日くらい早起きして、なんとか日の出を見れるかもしれない。
今年最後の満月は、コールドムーンと呼ばれている。隣に明るい惑星が付き添っている。赤い星、火星だ。こないだまで明るく輝いていた木星はややその輝度を落とし、代わりに-2等星になった火星が輝いているのだ。日本では見られないが、欧米では、今日、この満月による火星蝕が起こるとのこと。火星は戦争のシンボル。この蝕をきっかけにロシアの戦争が終わってくれたらいいのだが。
普段の僕は満月の頃に絶好調を迎えているのだが、なぜか今月はそうではない。今年の暑さが全てを奪い去ってしまったのか。たまたま3月13日の「つくし」というブログ記事を目にして、その日に暖かくてカーディガンで外出しましたと書いてあるので、この12月1日に寒くなるまで、今年は9ヶ月間も暑かったことになります。そりゃあバテるはずか☻
ところで、今年の満月は今日が最後ということ。来年一発目は1月7日ということですが、冒頭に書いた日の出が一番遅くなって、かつ満月ってことは。。そう、一年で一番長く月が見える日ということですね。しかも、月が朝6時に沈むなら、6~7時には、満月なのに太陽も月もない単なる暗闇が存在するという神々しい時間帯が存在するということですね。新月の日なら同じやないかと反論する人も居よう、でもちがう。なんか神秘的なことが起きそう。
なんにもない、なんにもない、まったくなんにもない。生まれた、生まれた、何が生まれた?
暗い宇宙に星が一つ、生まれた。星には夜があり、そして朝が訪れた。
はじめ人間ギャートルズのエンディングですね。
ギャートルズのエンディングやつらの足音のバラード 詞:園山俊二 歌:かまやつひろし
ああ、少しゆっくりと過ごせる来年になればいいですね。
今頃になって草刈りが行われた芦屋川と近景と 今日の満月JR芦屋から