当院では、最新式の電子カルテを投入しています。これは、患者さんにわかりやすく説明できるだけでなく、医師のほうも視認がしやすいためです。

一般的には、電子カルテというと、縦スクロールが基本です。これは、インターネットの長い記事を読むときのことを考えると分かるのですが、長ければ長いほど、読むのに時間がかかります。紙カルテが楽なのは、開いた瞬間に、前回の情報や大事な情報が目に飛び込んでくる点です。紙媒体というのは、この視認性の面でとても優れています。

逆に電子カルテで優れているのは、検査したデータをカルテに貼ることや、血液データなどのリンクが簡単に行えるという点です。なので、両方の利点を生かすためには、電子カルテのページが、Ｋｉｎｄｌｅのように横に開くと良いのです。これが、当院採用のCrioでは行われています。開発者の新見眼科の新見院長とも一緒に診療をさせていただいております。