島旅行
突然ですが、僕は島旅が好きです! 旅行先として、島を選ぶことが多い人間です。
今日はGoToの最後の日でした。かねてから計画していた鳥羽湾の島旅に行ってきました。管島、答志島、坂手島の3島巡りです。
鶴橋から「かぎろひ」という近畿ツーリズム専用列車で鳥羽に向かいます。新しい特急が投入されている中、ちょっと古臭いけども、チャーター列車で旅行できたのは満足でした。なんと、1両に9人しか乗っていません。(添乗員さん入れて10人ね。コロナ対策にはちょうどいいのかも)ホームで見た「貸切」の文字板、まさか自分が乗るとはね。濃緑の車体、内装はやや古臭いが清潔。そして、初めて使った地域振興券。何事も経験だね。
鳥羽からは、またチャーター船に乗って、それぞれの島に向かいます。屋上にてはしゃぐ僕。船のお尻について来る若いカモメ。浅瀬にあるグアノ付きの島。
鳥羽の離島には何もない。あるのは廃墟だけ。まるで廃墟ツアーと言ってもよかった。生活している人はいるが、お年寄りばかり。廃校もあり、いずれ長崎の軍艦島状態になるのかなと思ったりもした。(マンガ「自殺島」の舞台は、こんな島なんだよね、リアルに誰かが襲ってきそうで、怖かった)
でも、お年寄りの顔がみんな笑顔だったのは、救われました。どこの田舎も直面している過疎の恐怖ですね。自治体を存続させようと思っても、分散していたら絶対に無理。
昼飯は答志島で豪華に「カキ定食」! 一気に、こんなにたくさんカキ食べたの(多分、25個以上あった)は生まれて初めて。嬉しそうでしょ。今年最後のプレゼント!
お腹一杯になったあとは、腹ごなしに山の上にあった古墳散策に行きました。うちの近くにある会下山の山上遺跡のようです。高地集落は、古墳時代からあったのでしょう。これはこの島を支配していた豪族の墓。昔からお金持ちは、派手なことが好きなんだね。
夕方、鳥羽に帰るときの景色。満月近い月が登っていた。そして夕日に照らされる漁船。良い景色だけど、なんだか今の僕には勿体ない。新型コロナが無かったら、もっと気軽に楽しんでいる自分がいるだろう。こんな風に自分だけが楽しい思いをすることに罪悪感を感じるならば、旅行なんていらないね。
今日の歌。旅とフェリー by 婦人倶楽部 婦人倶楽部さん、今は活動していないみたい。佐渡島の覆面ユニットです。歌は、ピチカートファイブの野宮真紀レベルに上手いです。なんでやめちゃったんだろう。復活してくれたら、佐渡島まで行く行く❣