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中内眼科クリニック

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診療案内

眼瞼下垂・皮膚弛緩

この二つは合併していることもあり、見かけだけでは判別しにくい病気です。私は、この分野の治療を専門的に行っており、神戸新聞にも特集されたことがあります。

眼瞼下垂

眼瞼下垂は主に加齢が原因で、まぶたを挙げる筋肉がゆるんで起こります。(ハードコンタクトレンズ長期装用者にも多い)眼瞼下垂にも軽傷~重症があり、まぶたが瞳孔のどの位置まで下がっているかで判断します。

角膜に2,3mm上眼瞼がかかるのは正常です。特に決まりはありませんが、当医院では瞳孔領にかかってきた方を対象に治療を行っています。

どこから眼瞼下垂?

軽傷のものは、手術をしなくてよいものもあります。というのは、眼瞼下垂の手術は、まぶたの筋肉を触る手術なので、術後は瞼が開きやすく=若干閉じにくくなるからです。

逆に、中等度~重症のものは手術をすると大変喜ばれます。視野が広くなった、眼が開けやすくなった、だるい痛みがなくなったなど。

肩こりが改善するのは、瞼が下がっていると、おでこの筋肉(前頭筋)を使って、眼を開けようとする→前頭筋は頭頂筋にもつながる→頸の筋肉にもつながっているので、この作用が無くなるからだと考えています。

他の不定愁訴が改善するかどうかは個人差があると思います。また見かけが若返るという嬉しさがある反面、男性の場合は少し可愛らしくなってしまうこともあります。

眼瞼下垂手術に必要なデータ

眼瞼下垂手術に必要なデータこの女性の場合、瞼裂高:12mm、MRD: 6mm、挙筋能:13mmとなります。(正常値)

眼瞼下垂の手術例

※当院は厚生労働省のガイドラインを遵守するため、手術前後の比較写真は掲載していません。

皮膚弛緩(皮膚下垂)

次に皮膚弛緩(皮膚下垂)と言われるものですが、ほとんどが加齢によるものです。アジア人に多い一重瞼の人が高齢化すると、瞼の皮膚が瞳孔近くまで垂れてきて見えにくいというのが典型的なパターンです。そこまでひどくなくても、物を読んだりするときに、ちょっと皮膚をつまんだほうが見えやすいという方は、手術適応になることが多いです。

まぶたの腫れぼったさと、どの部分の皮膚が余っているかによって、眉毛下で取るか、瞼縁で取るかを決めます。重症の人は時期をずらせて両方しないといけないこともあります。

顔面神経麻痺がからんでいる方は、眉毛上で取ることもあります。この手術に関しては、眼瞼挙筋を触らないので、追加手術なども行うことができます。まぶたの皮膚の厚みは、瞼縁、眉毛下、眉毛上でかなり違うので、通常は瞼縁切開が行われていることが多いです。

皮膚弛緩の手術例

※当院は厚生労働省のガイドラインを遵守するため、手術前後の比較写真は掲載していません。

手術実績

眼瞼下垂の手術数
2020.4.1~2021.3.31(コロナ禍) 59件
2019.4.1~2020.3.31 83件
2018.4.1~2019.3.31 87件
2017.4.1~2018.3.31 129件
2016.4.1~2017.3.31 97件
まぶたの病気

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