不定愁訴
病気には手術で治せるような原因のはっきりしたものと、そうではない原因のはっきりしないもの(自律神経の不調、加齢現象など)があります。後者は不定愁訴と呼ばれて、治療が難しいことが多いです。
当院では少しでも、そのような病気が治せるように、今までの経験から、実績のあったお薬や器具をお勧めしています。
眼精疲労
「朝起きたときは良いが、そのあとすぐに見えにくくなる」
「いつも眠たいような気がしている」
このような方には、医院用に特別に製造されている高濃度のアスタリールact2(アスタリール株式会社)の内服と温罨法(器具を使って眼をあっためて、眼血流を増やす)のセットをお勧めしています。
慢性疲労症候群のような重症の方には、還元型CoQ10大量内服(カネカメディクス)をお勧めしています。
参天製薬からは、緑内障進行予防(血流改善)を狙ったグラジェノックスが発売されており、白内障進行予防(水晶体糖化抑制)をターゲットにした新しいサプリ、ウェルビジョンが発売されます。
黄斑変性、網膜疾患の進行予防にはレチナサポート(日東メディック)をどうぞ。
いずれのサプリも、合格コンタクトで販売しております。
温罨法には、めもとエステ(Panasonic)、あずきのちから(桐灰化学)、蒸気でアイマスク(花王)など、自宅でも施行していただくことが可能な商品も紹介しています。
頭痛
眼を使いすぎると、眼精疲労を通り越して、頭痛が起こることもあります。眼鏡の調整も必要ですが、それだけでは解決できないこともあります。
毎日のことなので、体調管理に気をつけることが必要ですが、しんどくなってしまった時に、自分にとっての特効薬のようなものがあれば、安心して暮らすことができます。
痛み止めにはキャッツクロー茶や錠剤が効くことがあります。黒酢を飲むことで楽になることもあります。漢方薬では五苓散や柴朴湯、葛根湯など。西洋薬ではバファリンやセデスなど、トラベルミンが著効することもあります。血流を良くするためには、前述のあずきのちからや、リファ・カラットという金属製のもみほぐし器も効果があります。